ホリスティック医療

当院では、現代医学のみならず、ビタミン点滴や栄養療法(オーソモレキュラー療法、サプリメント療法)、オゾン治療、サイマティクスセラピー、なども積極的に取り入れ、大切な動物さんの体だけでなく、精神面も含め、一個体全体を癒すホリスティック医療を目標としています。
ただ、ホリスティック医療は、完治を目指す治療ではなく、完治を目指す治療と並行して行う治療です。(再生医療は完治が見込めます。)その子、ご家族にとってどうすることが一番なのかを様々な角度から検討し、治療を開始いたします。
よって、お電話だけでは様々な状態がわかりません。まずは来院ください。
料金は、お問い合わせください。
ホリスティック医療は病気を治すだけでなく、まずは病気になりにくい体作りに有効的に活用しています。
高濃度ビタミンC点滴療法
高濃度ビタミンC点滴療法とは、ホリスティックながん治療のひとつで、大量のビタミンCを点滴で血管内へ投与します。
血液中のビタミンCが高濃度になると過酸化水素が発生し、この過酸化水素は正常な細胞には影響を与えずに、癌細胞だけにつよい障害を与えるため、がん細胞を自然死へ誘導するのです。
ビタミンC自体元々体に生理的に存在している天然物であるため、安全性も高く副作用もない天然の抗がん剤です。
この作用は、あらゆる癌に効果が期待されます。
がん治療以外のビタミンC療法適応
- 椎間板ヘルニア・関節疾患・慢性疾患・肝疾患・呼吸器系・皮膚炎(アトピー)全般など
- ウイルス疾患、感染症など
- 老齢性疾患など(心疾患、腎不全には注意:高濃度VitCでなければ問題なし)
- エイジングケア・QOLの改善
- 手術前後の体力ケアとして
- がんのサポートとして
- マイヤーズカクテル点滴※1+ビタミンC点滴がおすすめです。
※マイヤーズカクテル点滴は動物に必要な栄養素であるビタミンやミネラルを点滴投与する治療法です。(栄養&薬理学的効果)
栄養療法(オーソモレキュラー療法、サプリメント療法)

★ 当院のサプリメントの位置づけ★
栄養療法とは、栄養素=適切な食事やサプリメントなど(点滴含む)を用いて、身体を構成する細胞の働きを向上させて、様々な病気を治す治療法。足りない栄養を補うだけでなく、栄養を治療に使います。
薬は対症療法、栄養は根治治療です。
当院のサプリメント処方の位置づけは、今現在体に起きている不調(病気のこと)を治療するうえで、①投薬のみより治癒率・治癒時間が改善する、もしくは②投薬をやめることができない疾病(難治性疾病、自己免疫疾患、アレルギーなど)の場合に投薬による副作用を軽減させたり、投薬量を極限まで減らしたり、ときには投薬をストップできたり、病気自体の悪化を防いだりする、③病気の治療に負担がかかる際に、その治療に打ち勝つ体づくりの助けをすること、を目的として行っております(病気の治療目的ということ)。
また、健康食品の位置づけではありますが薬剤とほぼ同じ成分で効果もあるサプリメントも存在しています(ex、BCAA製剤など)
とは言っても、飼主様からのご相談があれば、人間同様、健康の維持・増進や病気の予防、毛艶のUP、食事で不足している栄養素の補給や強化、老化ボケ防止などのエイジングケアを目的とした処方も行います。
人間では「医学的根拠を背景に設計されたサプリメントを医師のアドバイスのもとで利用することが望ましい」と定義づけられていますが、動物さんでも同じで、上記なおかつ当院では自身のペット(癌で放射線治療までしたメルモ、腎不全の猫たち、アレルギーのメイ、凝固異常のラン、18歳まで生きたあいちゃん、脳障害のクララ、他様々な子たち)や自身で使用し、確実に効果のあるサプリメントのみを使用しています。
よって効果が現れるまでには、時間がかかるものはまれです。
ただ効果は個体個体で異なるため、効果が弱い、もしくは悪影響が出る場合、何種類か変更する場合もございます。また、好転反応と言って一時的に悪化に見える状態になることもございますので、勝手に服用をストップしたり、多く飲ませたりはお控えいただき、必ず相談もしくは診察にご来院下さい。
疑問点などございましたら納得のいくまでお尋ねください。
栄養療法のがん治療へのアプローチ
栄養療法の肝臓治療へのアプローチ
栄養療法のアトピー性皮膚炎治療へのアプローチ
オゾン治療

オゾン治療とは医療用のオゾンガスを用い、オゾンそのものの殺菌作用やオゾンと生体物質との反応生成物(オゾン 誘導化学種)による作用を利用し、適度な酸化ストレスで生体内の抗酸化物質の量を増やし、体内の酸素化や免疫機能の向上、細胞の活性化などを期待する治療法です。
- 血流改善、酸素供給量増加
- 鎮痛消炎作用
- 創傷治癒促進
- 免疫細胞活性化作用
- 抗がん作用
| オゾン療法 | ¥4,400(税込)~ |
|---|
オゾン療法は、その他診察や、歯磨き等同時にされる場合はお値引きもありますので、まずは気軽にご相談ください。
サイマティクス・セラピー(音の振動を利用した心身の音響回復療法)

体の痛みや体調不良、慢性的な症状、心のストレス…。それらはすべて細胞の振動の乱れから起こります。その振動の不調和を「音」と「振動」で共鳴を起こし、自然治癒力を活性化させるのがサイマティクス・セラピーです。マナー博士はこれまでに生体の骨や筋肉、臓器、さらに生体に係わるオーラ、エーテル体、チャクラなど3500種類の周波数を研究しました。
これらの周波数をそれぞれ複数周波数の調和音として再現し、患部や組織にあてて共鳴・共振させれば、生体の疾患のみならず、精神的なトラウマまでも解放できることを臨床上、実証しています。
こちらスピーカー(裏側)から、音と振動が発生しています。外来診察に来院された際にはご自由にお使いいただけますので、ぜひ手に取ってお試しください。使い終わったら、各自消毒をお願いいたします。
サイマドクター(ペット用)

サイマサウンドの音(周波数)をワンちゃん、ネコちゃんの生体に聞かせるだけで元気を取り戻してゆく臨床例は大きな可能性を秘めています。
人間も、ワンちゃんやネコちゃん、他動物さんも各々細胞レベル、臓器レベル、器官レベル、メンタルレベルに於いて、固有の振動(周波数)を持っていることは量子物理学で明白です。これら各々の振動数(周波数)の乱れが、本来のものでなくなった時、生体は不調を引き起こします。正しい振動(周波数)を与え共鳴現象を励起して本来の正しい振動に戻すことができれば健康の回復・維持管理ができます。
サイマティクス料金
◎セルフトリートメント(診察なし:予約制)
14:00~16:30間でオーナー様がペットさんにサイマティクスの施術をする方法| 初回~60分(何分でも) | ¥1,100(税込) |
|---|---|
| 2回目以降 30分 | ¥2,200(税込) |
| 2回目以降 60分 | ¥3,850(税込) |
◎診察込み施術
ペットさんをお預かりしして、スタッフが施術を行う方法| 60分 | ¥4,400(税込)(60分ゲージ内でサイマティクス)+お預かり料金(下記) |
|---|---|
| 90分 | ¥5,500(税込)(30分施術60分ゲージ内でサイマティクス)+お預かり料金(下記) |
| ハムスター・小鳥(1ゲージ) | ¥330(税込) | リス・大鳥(1ゲージ) | ¥440(税込) | 猫・極小型犬・モルモット・フェレット・ウサギ | ¥1,100(税込) | 小型犬 | ¥1,100(税込) | 中型犬 | ¥1,430(税込) | 中大型犬 | ¥1,540(税込) | 大型犬 | ¥1,760(税込) | 超大型犬 | ¥1,980(税込) |
|---|
ペットホテル/トリミングご利用時には(1回90分¥4,400税込み)、お預かり料金なしでサイマティクス可能です。ぜひご利用ください。
再生医療
自家細胞と他家細胞の違い
幹細胞療法では、患者(イヌ・ネコ)自身の組織を採取して細胞を培養し、元の身体に戻す方法を「自家」細胞移植といい、他の個体から採取された組織から培養した細胞を患者に投与する方法を「他家」細胞移植といいます。一般的に、他家の細胞は、患者の免疫により直ちに排除されてしまいますが、間葉系幹細胞(以下、MSC)は排除されにくい性質を持っていて、他家細胞移植が可能となっています。他家細胞移植のメリットは、あらかじめ保管しておいたMSCを必要なときに用意できる点です。
そのため、当院の幹細胞療法(臨床研究)では、他家細胞移植を採用しています。
投与方法


当院の幹細胞療法(臨床研究)の細胞投与は点滴を中心に行っております。※疾患によっては、局所投与を推奨するものもあります。点滴は一般的な手術や麻酔を伴う局所投与などに比べると体への負担が少なく、多くの場合は腕の血管(一般の動物病院で採血する血管)等へ投与することで終了します。検査や点滴投与などの一連の処置は半日〜1日程度で終了します。
行動治療
行動治療とは?

問題行動とは、文字通り、ワンちゃんやネコちゃんが問題を引き起こすような行動です。
それは、
①社会やオーナー様にとって迷惑となる行動
②オーナー様の資産や動物自身を傷付ける行動
③オーナー様の生活に支障をきたす行動
と定義付けられています。
いずれにしろ、オーナー様が「問題だ!」と思ったら問題行動になります。
逆に同じ行動でも、オーナー様が問題と判断されない場合は、問題行動とならず、治療することもなくなります。
問題行動の治療には、飼い主様と動物にとって最もよい解決方法を選択することが重要です。すべての症例に適応する方法は存在しません。カウンセリングを通して、さまざまなアプローチを試してみることが大切です。
ただし、例えばネコちゃんがトイレを失敗すること自体は問題行動ですが、その本当の原因は膀胱炎だった事例もあります。このように、ほかの病気の兆候というケースもあります。
また、受付の立ち話で「電気ばかり見ているんだよね」と話されるケースもあります。それは問題行動のひとつですが、飼い主様が気付いていないケースといえます。
こんな症状ないですか?
問題行動の代表例
- 咬むなどの攻撃行動
- 過剰な興奮
- 過剰咆哮
- 分離不安(留守番ができない)
- 恐怖症(花火や雷など)
- 手足を舐めすぎる、毛をかじる(心因性脱毛)
治療までの流れ
- 1カウンセリングと聞き取り
- 問題行動を思われる状況をお聞きします。
- どのようなタイミングで起こるか
- どの程度の問題行動が発生しているか
家で問題行動を起こしているビデオがあれば参考にできます。
- 2診断
- なぜ問題行動を起こしているか、原因を探ります。
身体検査を行い、病気の可能性を検討します。
- 3問題行動改善
- 生活習慣の改善や、トレーニング法などをお伝えします。ゲージの場所を変えるなど、ペットの環境を変えるだけでも、問題が改善することがあります。
- 4薬物療法・外科療法等の検討
- 深刻な問題行動で、症状改善が困難な場合は、薬物療法や外科療法(避妊去勢手術・抜歯手術など)を推奨するケースもあります。
- 5フォローアップ
- カウンセリング後、治療の進捗を把握するために、定期的にフォローアップの時間を取らせていただいています。








