ハムスターは夜行性の動物です。夜行性の動物は、夜7時ぐらいから部屋を暗くし、半日くらいしっかりと運動させます。そして、明るくなるころには、眠りにつかせてあげてください。
ハムスターの飼育に適した室温は20~30度です。寒暖の差が激しかったり、室温が15度以下になると、疑似冬眠を発症しやすくなります。野生のハムスターは冬眠する種類もいますが、ペットとしてのハムスターは冬眠させてはいけません。もし、疑似冬眠をしてしまったら、そのまま目を覚まさない危険性があります。
一見しただけでは、疑似冬眠と死んでしまっているのを見分けることは難しいですが、二つの方法を試してみましょう。
息をしているか、していないかを見極める。
わからなければ、時間をかけてゆっくりと暖めてみます。
生きていれば数時間で呼吸がしっかりしてきます。呼吸が速くなってきたら、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。死んでいれば、残念ながら、死臭がしてくるでしょう。
また、ハムスターは、基本的に2匹以上を同じケージに入れず、1匹ずつ単独飼いをしてください。雄雌を一緒に入れてしまえば、性成熟に達する頃、どんどん増えてしまいます。加えて、雌の攻撃性が増し、共食いにまで発展してしまうことがあります。