皮膚の病気は、ワンちゃんやネコちゃんが最もかかりやすい病気のひとつです。
例えばワンちゃんの場合、皮膚の厚さが、人の3分の1程度の厚さしかないため、刺激に弱く傾向があります。また、皮膚は毛に包まれているので、ほこりや汚れが付きやすいといった弱点があります。
また、動物はお風呂に入らないので、かゆい場合は自分で咬んだり引っ掻いたりして皮膚をさらに傷付けてしまいます。
近年では、アトピー性皮膚炎に悩むワンちゃんやネコちゃんが増えています。
皮膚病にかかっているワンちゃんやネコちゃんは、かなりの確率で二次感染を発症しています。このため、本当の原因がわかりにくいケースもあります。
いずれにしろ、ワンちゃんやネコちゃんの皮膚の調子がおかしかったら、すぐに連れてきてください。適切な診察や治療を行います。
完治には時間がかかるケースが多いため、じっくり治療することが大切です。