治療機器・設備紹介

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当院で使用している治療機器

OLYMPUS 動物用内視鏡システム

OLYMPUS 動物用内視鏡システム

動物用の内視鏡は、利用方法やシステムはほとんど人用と同じです。ライトとカメラを備えたしなやかなチューブで暗いおなかの中を明るく照らしながら観察します。

内視鏡は、高画質な画像が日常診療の頼れる“目”としてサポートし、的確な治療方針を立てる助けとなり、症状の原因究明に役立つことができます。
また、異物を飲み込んでしまった場合は、開腹することなく異物の回収を行うことができるのです。

※状況(異物の大きさなど)により、回収できない場合もあります。

https://www.avs.co.jp/animal/owner/

i-vets 動物用オトスコープME

【使用・用途】上記内視鏡につなげて使用するオトスコープ

外耳道や鼓膜の検査、耳垢の摘出を含めた外耳道の洗浄 、耳毛の抜去等の鼓膜周辺までの処置が可能です。中耳炎の診断にはオトスコープによる鼓膜の観察は不可欠です。
※オトスコープによる中耳炎の処置には麻酔が必要です。

超音波診断装置 ARIETTA 65LE 

富士フイルムヘルスケア株式会社の超音波診断システムです。
上位機種で培った快適なワークフロー、高い画像性能、そして使い勝手の良いアプリケーションの3つをバランス良く組み合わせることで、どんな診療現場でも効率的に運用できる超音波装置ができました。
レントゲンだけではわかりにくい臓器の異常の早期発見につながります。

超音波を身体に当てることで起こる臓器の反射を映像化することで、臓器の状態を検査することができます。
痛みもなく安全な検査です。

シャンプーマシン(ベイジングサポートランズ)

ベイジングサポートランズ

ベイジングサポートランズはきめ細かな泡でシャンプーができるシャンピングマシンです。

シャワーヘッドから勢い良くシャンプーとバブルが出てくるので、ごしごし手で洗わず地肌と毛をキレイに洗浄でき、汚れが手洗いシャンプーよりもしっかりと取れるため、ブロー時間も短縮でき、ワンちゃんのたちの負担を減らすことができます。

また余分な脂肪をしっかり洗浄できるので、消臭効果も期待ができます。

高周波手術装置

高周波手術装置

従来の電気メスとは異なって、常に安定した切れ味を発揮するので、安全性と新しい組織に優しい機能が導入されています。
出血の軽減や手術時間の短縮など様々なメリットがあります。

使用症例

外科 肝臓切除、膵臓摘出、乳腺腫瘍切除など
胸部外科 胸骨の止血、肺切除術など
整形外科 腫瘍切除、骨折手術など
泌尿生殖器科 卵巣腫瘍摘出、避妊去勢手術、腎切除術、膀胱の止血など

X線診断装置

X線診断装置

X線は物質を透過する性質があり、その性質を利用した検査です。
臓器の大きさ・カタチ・有無などの確認や異常の発見に役立ちます。

歯科用レントゲン Intra Oralセンサー

歯科用レントゲンで撮影すると、見えない部分の歯の状態の確認が可能になります。また、根尖周囲病巣という、歯肉の中に隠れていて見えない歯の根の部分の腫瘍や嚢胞などの病気も診断することが可能です。

DRシステム(デジタルラジオグラフィー)

従来ではレントゲンで撮影後、写真を現像して診断を行っておりましたが、当院は開業以来、撮影した画像をデジタルに変換するCRシステムを採用しておりました。この度、CRシステムがさらにパワーアップしたDRに変え、さらに確実で迅速な診断が可能となりました。

www.opus-healthcare.co.jp/animal.html

動物用麻酔器・人工呼吸器・手術用生体モニター

動物用麻酔器・人工呼吸器・手術用生体モニター

手術を安全に行うため、麻酔中の動物の体の状態(心拍数・呼吸数・酸素濃度・二酸化炭素濃度・麻酔濃度・体温)をリアルタイムに測定する機械と動物の麻酔時における呼吸補助を目的とした人工呼吸器です。
麻酔器から供給される麻酔ガスを肺に導入し、強制的あるいは補助的に人工呼吸を行います。
手術には術者、助手の他にモニターを管理する看護師が付き、麻酔事故が起こらないように注意を払っています。

血球計数装置(IDEXX プロサイトDx)

血球計数装置(IDEXX プロサイトDx)

血液中の血球成分を測定する検査の際に使用する機械です。
白血球5分類、網赤血球を含むCBC分析を、わずか2分で測定できます。
さらに猫の血小板を正確に分析する蛍光レーザーフローサイトメトリー技術と、赤血球、犬の血小板をより正確にでカウントするラミナーフロー電気抵抗法(インピーダンス技術)を一台に統合。院内CBCを、より正確に、より速く、飼い主様の待ち時間を減らし、コミュニケーションの時間を増やせます。(診断のスピードと質の向上)
赤血球や白血球の測定分布を視覚的に画像化するドットプロットにより、スクリーニング段階における正常と異常分布の素早い判別をサポートできます。

生化学検査機器1(富士ドライケム)

生化学検査機器

富士ドライケム 4000V

血液の液体成分中の物質を調べることができる機械です。これにより臓器の異常を知ることができます。

CRP(犬C反応性蛋白濃度)もこの機器で測定できるようになりました。炎症やがん等で細胞が崩壊すると、血液中にCRPというたんぱく質が現れます。病気の程度や、予後判定に有効です。

富士ドライケム IMMUNO

動物さんの高齢化とともに副腎や甲状腺などのホルモン疾患や増えてきています。また小型犬などには肝臓の先天性疾患も多く、症状が出ないとわからないような疾患も多いです。このような病気の確定診断にはホルモン測定や従来の検査機器では測定不能な検査項目があり、今までは外部の検査センターに測定を依頼する必要がありました。当然、タイムラグがあり、迅速な治療ができませんでした。この度、副腎、甲状腺、胆汁酸の測定ができる機器を導入いたしました。採血後すぐ院内で測定できるので、術前検査に利用することにより安全な麻酔やホルモンの迅速な測定により、来院当日から治療を行うことが可能になりました。また猫さんの炎症反応(SAA)はこの機器で測定でき、ワンちゃんのCRPと同様、病気の程度やとご判定に有効です。

生化学検査機器2(ベトスキャン)

富士ドライケム同様、血液の液体成分中の物質を調べることができる機械です。これにより臓器の異常を知ることができます。

ドライケムとの違いは、検体量0.1ml(血液たったの2滴)で検査ができることです。1mlの採血に負担がかかる、うさぎさんや鳥さん、仔犬仔猫さんなど、今までは大きな負担がかかったり、不可能だった検査が可能になります。

また、電源を入れてから12分、最短で3分で結果が出ますので、1分1秒を争う場合にも有用です。

病気の時だけでなく、負担なく採血可能なため、健康診断も積極的にお勧めできます。

気になる方はぜひお尋ねください。

凝固検査機器

凝固

出血を止めるには、血液中の血小板の他、様々な凝固因子の協力が必要です。
止血が正常に行われないと思わぬ事態になる場合もあります。
出血が止まらない場合や、手術前の術前検査に使用します。

心電計・心音計

心電計・心音計

心臓の筋肉の収縮によって電流が発生します。
それを記録することで心臓の異常を調べる検査機器です。

血圧計

血圧計

光センサーで血流変化を測定します。
動物さんの7血圧測定は難しいのですが、この機器は多少の動きではエラーがでにくい機器です。麻酔時、循環器障害だけでなく、腎不全や様々な状況でルーチンに測定します

レーザー治療器 (オサダダイオトロン1000V)

レーザー治療器 (オサダダイオトロン1000V)

疼痛緩和、創傷治癒促進、消炎に効果を発揮。
近遠赤外線半導体レーザー光と、赤色レーザー光の2つの波長で動物さんたちにやさしい治療が行えます。

クリックパルス

クリックパルス

椎間板ヘルニアや、体表痛、その他体の痛みの内科療法で使用する、経皮的電気神経刺激(パルス電流刺激)を与える機械。

クリヨペンM(凍結療法)

クリヨペンM(凍結療法)

小児科で子どもにも使用されている治療で、主にイボ等の不必要な皮膚組織を破壊・除去させる治療方法です。
この機器を使用して凍結と融解を繰り返し、組織を破壊します。
出血、痛みはほとんどなく、麻酔せずに使用できるので、動物さんたちにも安全です。

トノペン(眼圧測定器)

トノペン(眼圧測定器)

眼圧(眼球内にある液体の圧力)を測定する機械です。
眼球に点眼麻酔を行って使用します。
通常は一定に保たれていますが、病気により変動するのでこれにより異常を検知することができます。

体脂肪計

体脂肪計

ワンちゃん用の体脂肪計です。ダイエット指導の際に使用します。
ワンちゃん、ネコちゃんの適正体型はボディコンディションスコア(BCS)などで判断することができます。
種類や体格によって若干の違いはありますが、9段階評価の場合「BCS4~5」の理想的な体型を目指してコントロールしましょう。
でも、実は確実な体脂肪の値は人間同様、外見や体重だけでは判断できません。
本当に正しく肥満度を判定するためには、体脂肪率を測定することが必要なのです。
(写真体脂肪計は犬専用)
的確な検査から、ワンちゃん、ネコちゃんの適正体重・体型を私たち専門家が判断し、一緒にゴールに向かって頑張りましょう。

動物さんの肥満はこちら

ICU

ICU

酸素濃度・温度・湿度などを病気の状態によって適した環境に保つことができる集中治療室です。
呼吸器疾患、心臓疾患、代謝病、などの救急救命管理に大きな力を発揮します。
また手術前の動物の酵素化にも使用します。

マリア動物病院では小・中型用ICUに加え大型用のICUも備わっております。

マイクロチップ

ペットにマイクロチップの装着が義務づけられました。

ペットが捨てられたり災害時に迷子になったりした時に飼い主様がすぐにわかるよう、販売業者に犬や猫へのマイクロチップの装着を義務づける法律が2022年6月1日に施行されました。ペットショップを運営する東京都内の会社は、飼い主様に新たな法律の周知を進めています。

マイクロチップ法整備の前に家族になり、マイクロチップ未装着のペットさんたちには、当院では、マイクロチップの装着をおすすめています。

マイロチップがもっとも効果を発揮するのが、ペットが迷子になって保護された時です。マイクロチップが装着されていれば、個体識別ができ、スピーディな身元確認が可能です。
同様に、ペットと災害時にはぐれても、マイクロチップで身元の確認が容易です。
また万が一、ペットが盗難にあっても、マイクロチップのIDの改ざんや消去は不可能なので安心です。
海外渡航時にマイクロチップが必要となる場合もあります。

マイクロチップは、ペットの背中の皮下に専用インジェクターで装着します。「痛くてペットがかわいそう」と思われる方がいらっしゃいますが、痛みは注射とさほど変わらない程度とされ、麻酔薬や鎮痛剤も必要ありません。異物反応からなる副作用(炎症など)や、装置が移動する心配もないので、安心して使用していただけます。

マイクロチップは、ワンちゃんなら生後2週齢、ネコちゃんなら生後4週齢ごろから装着できます。愛するペットの安全のために、ご検討ください。

下記動画は法整備の前の動画のため、一部現在と内容が異なる部分があります。(登録料は当院でのお支払いではありません。当院でのお支払いは¥3,500税抜きです。)

その他

超音波多目的治療器ドリル
保育器等、その他取り揃えております。

お問い合わせ

お気軽にお尋ねください。より良い診療の選択で大切な家族を守っていきます。

9:00~12:30 / 17:00~19:30
※土曜・日曜は12:30まで 
※水曜・祝日休診

※診察時間内であれば、受付でも、お電話でも予約可能です(FAX不可)。
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