作曲したのは、ワシントン・ナショナル交響楽団などで活躍したチェリスト、デヴィッド・タイ氏。なんでも、動物学の研究者と一緒に、その聴覚を研究しながら曲作りをしたそうです。

彼らが発見したのは、動物の種別ごとに音の好みがある、ということ。また、人間は胎内で聞こえてくる音や生まれたばかりの頃に聞いていた音に安心するのですが、猫は胎内では音を知覚せず、生まれた後にはじめて聴覚が発達するという理論でした。

「Music for Cats」も、この理論をもとに作曲されたもの。子猫がおっぱいを飲むときの音や親猫の声などを楽器で表現し、その音を組み込むことで、猫がリラックスして聴ける音楽に仕上げているのです。

アルバムに収録されているのは、全5曲。

01. ロロの空間 / Lolo’s Air
02. ケイティ・モスのキャットウォーク / Katey Moss Catwalk
03. タイガーリリとミミのミャウジカル / Tigerlili And Mimi’s Mewsical
04. スクーター・ベレのアリア / Scooter Bere’s Aria
05. サイモン・セッズ / Simon Says
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